写真は四角
あらかじめ点の数が決まっているビットマップは背景の点も数、色ともに決まっています。今回のイラストでは、白の背景なので、ミツバチ以外は白い点で埋めつくされていた訳です。それに対し、ベクトルデータは、大きさによって計算で画像を表示するので、最初に点の数や色が決められている訳ではありせん。そのためどのような形でも可能で、背景はなくそのものの形の画像になっているのです。 ビットマップは左の図でもわかるように常に矩形をしています。白の地に白の背景ではその形がわかりにくかっただけで、写真が常に四角ということを考えれはすぐに理解できるでしょう。ただ、ビットマップでありながら、背景を透明にできる形式があります。ビットマップが矩形であることには変わりないのですが、透明にしたい部分の色を透過設定にすることで、矩形でありながら画像がその形に切り抜かれたように見せる画像形式があります。この形式にはGIFとPNGなどがありますが、イラストポップのカットにも利用しているPNG形式について、ワードでの利用方法をみておきましょう。
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