Photoshop 複数の選択範囲を作る

レイヤーパレット

さて、下の図のピエロの右手部分に注目してください。わかりやすいように選択部分を白、それ以外を黒にしてみました。左右の画像を見比べてみると、右手が握っている持ち手は輪になっており、背景の白が見えていないといけません。にもかかわらず左の図では塗りつぶされていることがわかるでしょう。(赤の円の部分)
これはどういうことでしょう。思い出して下さい。自動選択ツールは、「隣接」にチェックをつ付けて使うと、連続した部分のみを選択するのでした。これでおわかりでしょう。

選択範囲
黒い塊になっている
背景部分
本当は背景部分が含まれる
そうです、右手の先は、持ち手で囲まれた閉じた空間になっているのです。その為、外側の白の部分を選択した時に連続した選択範囲から外れていたのです。ここの部分も選択しておかなければいけません。 自動選択ツールを選んだ状態で、「Shift」キーを押してみましょう。まだ選択されていない部分にその状態で持っていくとツールの形が 自動選択ツール に変わります。この表示は、選択範囲を追加するときの選択ツールの形状です。未選択の部分をクリックして選択部分に加えましょう。下が正しく選択された状態です。
正しい選択


【スポンサーリンク】
トップ | 利用規約 | イラスト素材  | 画像講座 | リンク | 問い合わせ
Copyright (C) [illpop com]. No reproduction or republication without written permission.